幻の魚イシダイを求めて

-ど素人が無謀にも挑む!-

茂串漁港での釣果

 

[やはり茂串では無理か-2004.9.20]

 大学時代の友人が久しぶりに遊びに来て、釣りに連れて行けという要望。またこの間のように後浜新港に連れて行ってアジ釣りをさせ、自分はイシダイを狙おうと思ったが、連休最後だから親子連れが五月蠅いに違いないと思い、茂串漁港へ。

 茂串湾は完全に北向きで「黒潮が打ち寄せる」というイシダイ生息の条件はそろっていないが、ここでは以前中学生がルアーでキダコ(ウツボ)を釣り上げたのを見たことがある。ウツボがいるならイシダイもいるのではないかと以前から思っていた。それにこれも何年か前だが投げ釣りでイトヨリダイを釣り上げたことがある。イトヨリはかなり深い海の魚だから水深は十分。時間は絶好の夕マヅメ。

 結論からいえば、やはり釣れなかった。1回だけ、20cmほど食い込んで竿先の戻らない当たりがあったが、合わせが早かったのか餌のガンガゼが半分かじられて上がってきた。歯型からするとつついて穴を開けられたという感じではなく、「かじられた」という感じだったから、何かそれなりの大きさの(オウム型の歯を持った)魚がいることは間違いないが、それがイシダイかどうかはわからない。条件的には地理的にも実績的にも薄いが。

 友人は15cm以上のアジを4匹・5匹一荷で釣り上げて、「釣りっておもしれえなー!」と興奮していた。まあ友達が喜んでくれたのでよしとしよう。

 

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